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2015年2月1日配信
本特集版の主旨:
- 2015年1月1-9日 Las Vegasで開催された恒例のCES: Consumer Electronics Showは、過去最大規模となり、自動車エレクトロニクス展示が年毎に増加する中、主催CEA: Consumer Electronics Associationは自動運転を公式展示に組み込んだ。
- 全体概況、自動運転関連展示についてCES特集版として報告する。ソースはメディア情報、主催CEAのアナウンス、および、報告者(薦田)の視察(1月6-7日)に基づく。
- 質疑・コメントはご遠慮無くお寄せ下さい。執筆者の動機付、改善の基になります。
- 記事・写真版権にご留意下さい。米国政府公刊以外の複写・配布は確認が必要です。
★今回の Newsの概況
- CES全体概況と自動運転関連の位置付け
・2015年1月1-9日 Las Vegasで開催されたCESは、これまでで最大の記録的規模:
- 3,600の展示、内スタートアップが375件。展示面積は2.2 Million Ft2 (昨年は2.05)。
- 170,000人の産業界のプロが参加、その中で海外150カ国から45,000人。
- 車両電子化、自動運転、Connected機器、ヘルス、3Dプリンタ、ゲームが元気。
- 自動車産業界、特に自動運転関連の展示
- 自動運転、Connected Vehicle、車両電子化がCESの中心に入った。OEMはCESで新たな聴衆と出会い。自動車産業界から、Mercedes-Benz Chief Dieter ZetscheとFord CEO Mark FieldsがCESの5つのキーノートの内2つを占めた。
- 10のOEMがCESで展示:Mercedes, Audi, BMW, Chrysler, Ford, GM, Hyundai, Mazda, Toyota, VW:自動運転関連では欧州3社が突出。メーカ間の展示規模の格差が大。
- 米国勢GM, Ford, Chrysler, Googleの自動運転展示はなく、GMがConnected VehicleでAT&T 4GLTEをOnStar通信に採用と訴求。Fordがフル自動運転の初の見解を披露:他社が近く出すだろうがFordは廉価な運転支援に徹すると保守的立場を明言。
- 日本勢の自動運転展示はなかった。トヨタは燃料電池車MIRAIを前面に訴求。
- サプライヤは、Bosch, Continental, Delphi, DENSO, NVIVIA等から展示があり、その中でも欧州勢の元気が良く、米国はDelphiおよびSilicon ValleyのベンチャNVIDIAが自動運転のコンピュータ、アプリ、プロト等の展示に気を吐いている。
・以上ソース:現地視察結果とともに下記を参照した。
www.forbes.com
www.dealerscope.com等多数。
- 特記事項 今回CESと年間諸機会を合わせたOEMやサプライヤの観察から、欧州Daimler, Audi-VW, BMW, Volvo, Bosch、および、米国Google, NDVIAが運転支援からフル自動運転迄の課題を具体的に熟慮・議論、各シナリオを描き、特にDaimlerとGoogleがリード。今回Daimler会長も展示説明者も『自動運転は技術的には出来ており、社会の受容、法律、規制の体制造りに年月を要する』としたのは特記される。
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